デンドロビウム
- Fringe lipped dendrobium -
# 花言葉 #
デンドロビウムの花言葉として最も有名なのは「わがままな美人」です。 その他にも「魅惑」や「天性の華をもつ」などの花言葉も一般に広く知られています。
また、デンドロビウムは「1月6日」の誕生花としても有名です。
デンドロビウム(学名:Dendrobium)は、ラン科デンドロビウム属に属する多年草で、東南アジアやオーストラリアを原産とする洋ランの一種です。種類が非常に豊富で、世界中に1,000種以上の原種と数多くの交配品種が存在し、それぞれ異なる花色や花形、咲き方を持ちます。家庭用の観賞植物としても広く流通しており、華やかで上品な花姿が人気です。
デンドロビウムの最大の特徴は、茎の節(ノビルタイプ)や茎の先端(ファレノプシスタイプ)にたくさんの花を咲かせることです。白、ピンク、紫、黄色、オレンジなど花色は多彩で、花びらの中心部に濃い色が入るバイカラーの品種も多く、非常に美しく印象的です。1つの茎に10輪以上の花を咲かせることもあり、見応えのある豪華な姿で、贈答用の鉢花としても高く評価されています。
デンドロビウムは、比較的育てやすい洋ランのひとつとされており、初めてランを育てる方にもおすすめです。育て方のポイントは「光・風・水」。よく日の当たる明るい場所で、風通しを確保し、適切な水やりと湿度管理を行うことで、美しい花を咲かせ続けることができます。花が終わったあとも、株が元気であれば毎年花を咲かせることができるため、長く楽しめるのも魅力です。
春~初夏にかけて開花する品種が多く、開花期間も比較的長いため、長く花を楽しめます。水やりは基本的に土の表面が乾いてからたっぷりと与えますが、夏の高温期はやや控えめに、冬の休眠期にはさらに控えることで株がしっかり休めます。乾燥しすぎる場合は葉水や加湿器で湿度を補うのも効果的です。
植え替えは2~3年に一度、春か秋の温暖な時期に行うのが理想です。ミズゴケやバークなど、水はけの良い培養土を使用すると根腐れを防ぎやすくなります。育成環境が整えば、花後に新芽(バルブ)が育ち、再び開花するサイクルを楽しめるようになります。
デンドロビウムは、インテリアグリーンとしても優れた装飾性を持ち、贈り物としても高級感があります。華やかでありながら凛とした美しさを併せ持ち、フォーマルな場面にもぴったりな花です。花色や咲き方に品のあるバリエーションが多く、長く楽しめることから、多くの人に愛され続けています。
正しい花言葉はどれ?
花言葉に公式は存在せず、ゆえに正解もありません。
「なら、しいて言うなら何?」に対する答えが、ご紹介した花言葉です。
当サイトでは公開されている花言葉をデータベース化し、重複の多かった順に紹介しています。