エピデンドラム
- Button hole orchid -
# 花言葉 #
エピデンドラムの花言葉として最も有名なのは「孤高への憧れ」です。 その他にも「判断力」や「可憐な恋」などの花言葉も一般に広く知られています。
また、エピデンドラムは「1月11日」の誕生花としても有名です。
エピデンドラム(学名:Epidendrum spp.)は、ラン科エピデンドラム属に属する多年生着生ランで、主にメキシコから南米の標高の高い地域まで広く分布しています。属名はギリシャ語の「epi(上)」と「dendron(木)」に由来し、森林の樹木に着生して生育する性質を示しています。
この属は非常に種類が多く、園芸流通している交配種だけでも数百を超えます。株元から直立する花茎を伸ばし、先端に多数の小花を房状に咲かせる姿が特徴で、なかには一年を通して休まず開花を続ける四季咲き性の強い品種もあります。花色は赤・朱・橙・黄・桃・白・紫と多彩で、中心部にリップと呼ばれる唇弁がアクセントとなり、可憐でありながら華やかな印象を与えます。
栽培は比較的平易で、明るい光を好むため室内では南〜東向きの窓辺、屋外ではレース越しの日光や半日陰が適しています。気温は15〜30 ℃が生育の適温ですが、高温にも強く、夏は風通しを確保すれば元気に育ちます。水やりは「乾いたらたっぷり」が基本で、バークや軽石主体の水はけの良い用土を使うと根腐れを防げます。成長期は月2〜3回、薄めのラン用液肥を与えると花つきがさらに向上します。
コンパクトにまとまる性質から、窓辺やカウンター、ベランダなど限られたスペースでも取り入れやすく、切り花としても花もちがよいのでミニブーケに重宝します。多年にわたり株元から新芽(シュート)を更新し、適度な株分けで簡単に株数を増やせるため、コレクション性も高い洋ランです。丈夫で開花期間が長く、香りも穏やかで扱いやすいエピデンドラムは、洋ラン入門から愛好家のコレクションまで幅広く支持されています。
正しい花言葉はどれ?
花言葉に公式は存在せず、ゆえに正解もありません。
「なら、しいて言うなら何?」に対する答えが、ご紹介した花言葉です。
当サイトでは公開されている花言葉をデータベース化し、重複の多かった順に紹介しています。